昨年の5月3日に18歳と3か月で、最愛の愛犬は、生を全うした。
もうすぐ一年になる。
彼は私をいつも助けてくれた。長生きしたのは、私の事が心配で死ねなかったのかなと思っている。
手元供養しか考えられなかったが、納骨のタイミングを教えてくれたのは、愛犬だった。
いつも一緒にいたいので、ピルケースに遺骨と遺髪をいれてキーホルダーとして持ち歩いているのだが、春分の日に、そのピルケースが2,3度開く。
愛犬を知っている人と久しぶりに会って、供養の事が話題になる。
私は、手元供養から、納骨という事を考えるようになった。
57歳、独身、一人っ子の私の遺品は、きっと遺品整理業者が片付けることになる。そうすると、愛犬のお骨は、きっとゴミとして捨てられる。
業者の方も、骨壺をゴミとして捨てるのは嫌だろう。私も嫌だ。
それなら、私の手で納骨して、供養することにした方がいいのではないかと思うようになった。
それを後押ししたのは、2代目の愛犬だった。
3月の終わりにトリミングに連れて行ってお預けしたら、亡くなった愛犬と同じ表情で、私を見る。「俺を置いていくな、信じてるからな、俺は離れないからな」という表情です。亡くなった愛犬が、2代目に入ったなと思った。
納骨しても、亡くなった愛犬は、私の側にいてくれてるなっと思った。
そして、自分のスケジュールを考えて納骨をする日を選んだけれど、その前日が2代目の誕生日の翌日だった。
すべてが、繋がっているようにしか思えない。
そして、今日、納骨をして安心した。
2代目を精一杯可愛がってあげようと思う。
#ペットロス
#愛犬の納骨