もうすぐ還暦 女一人のお伊勢参り １泊２日の２日目です。
神宮会館に泊まり、６：３０の早朝参拝ツアーに参加しました。
集合は、５分前の２５分だったのに、すっかり失念して３０分に行ったら、誰もいない。受付の人に今出発したばかりなので、走ってくださいと言われ、走りました。
追いつきました。良かったです。この旅の一番のハイライトなのに、これを逃したら大失態です。間に合ったので、このことはなかったことにしたけど、書いちゃった。
五十鈴川、美しいかったです。
五十鈴川にかかる宇治橋を渡り、そこから見る、川の流れ、森の緑、青い空でとても美しい。時がゆっくり流れます。歩いていくと、手水舎があり、手口をゆすぎます。
神様にお参りする前に、手を口をゆすぐ、日本人なら当たり前の事です。
コロナ禍の最初の頃、家に帰ったら手を洗う、うがいをする大事さ認識しました。今の時代でも、新しいウイルスに対処するには、手を洗う、うがいをするなんです。大昔からこの大事なことを教えてくれてたんだと、「すっごい～～～」と思った次第です。
話それましたが、五十鈴川御手洗場を見学して、すぐ側にある瀧祭神にお参りしました。内宮にお願いごとをとりついでくれるという俗信があるそうで、内宮に詣でる参拝するといいかもしれないです。私は、今回は、お礼参りですので、何もお願いはしません。
神楽殿（お札やお守りを受ける所）を通り抜け、正宮に向かいます。
正宮の前辺りに、伊勢湾台風の時も、倒れなかったという木が３本ありました。この３本以外は全部倒れたそうです。正宮の前の木が倒れなかったのは何かありますね。
正宮には賽銭箱がないと何かで読んだ気がしたのですが、賽銭箱はなかったですが、白い布がはってあり、お賽銭がはいってたので、私もお賽銭してしまいました。
ここで、「今まで健康で生きてこれて、ありがとうございました」とお礼を言って、この旅の目的を果たしました。良かった。ホッとした。
この後、荒祭宮を参拝し、神楽殿まで戻り、早朝参拝ツアーは終わりで、解散でした。
今回、お守りはお受けせずに、ゆっくり歩いて帰りました。
ツアーなので、色々感じる間もなくお参りした感はありました。
結構、本を読んでいっていたので、ツアーに参加しなくても、自分で早朝にお参した方が良かったかもしれないと思ってしまいましたが、これは参加しないとわからないことです。結果、参加して良かったです。
倭姫命がこの伊勢の地を選んだのはよくわかります。森があって、美しい川があって、近くに海がある。伊勢はとても美しい所でした。
ホテルに戻り、朝食を取り、チェックアウトです。荷物は預かってもらえます。その後、お伊勢さんの別宮の月読宮に詣でました。月読宮、月読荒御霊宮、伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮の4宮があります。
神宮会館から５１番のバスで中村町で下車。歩いても行けると言われたのですが、とても暑くて歩けないと思ったので、バスで行きました。バス亭のすぐ側にはそれらしきものがなく、どうしようかとおもっていたら、こちらに歩いてくる女性の方がいらっしゃったので、道を尋ね教えてもらいました。「何かお困りですか？」と言っていただき、助かりました。ありがとうございます。
月読宮は私の他は参拝者は、３人しかみませんでした。この宮の写真は良く見るので、私は、是非とも見てみたかったです。
内宮参道のおかげ横丁、おはらい町に戻ります。バスで戻りたかったのですが、バスがなく、歩いて戻りました。暑かった。
途中、猿田彦神社がありましたのでここでも参拝。ものごとの最初に御出現になり万事最も良い方へ“おみちびき”になる大神だそうです。
おかげ横丁、おはらい町にやっとたどり着き、冷たい物を買って一休み。冷たい抹茶を頂きました。
断捨離を経験した私は、もう自分のためにお土産を買う気にはなれないです。とにかく暑いので、お土産屋さんを楽しむというわけには行かなかったです。因みに、私は太陽の光を浴びるとエネルギーを吸い取られるタイプです。
おかげ横丁、おはらい町は、五十鈴川沿いにあり、川の側に降りることもできます。ベンチもあって、涼しかったです。そしてとても美しい。
赤福のカフェは、川沿いにあるので、お茶を飲みながら一休みできます。私は知らなかったので、もうすでに冷たい抹茶で一息ついていたので、できませんでしたけど、次回くることがあったらここで休憩したいです。
昼飯は、ステーキ丼って決めていたので、奥野家のステーキ丼(2,080円)を頂きました。
美味しかったです。
赤福でお土産の赤福を買って、神宮会館に戻って荷物をピックアップして五十鈴川駅に行きます。
五十鈴川駅から近鉄に乗ります。神宮会館から駅まで徒歩では厳しい。時にこの暑さでは。バスか、タクシーです。時間がたっぷあったので、私はバスです。バスは本数が少ないので、14：10分の電車ですが、13：30過ぎには駅に着いてしまいました。
とても小さな駅で、涼むところがないので、側のカフェに入って時間合わせをしました。ここでも、またかき氷を食べてしまいました。とにかく暑いので、身体を冷やしたかった。
これが私のお伊勢参りでした。
「楽しかった？」と聞かれて「楽しかった。ホッとした」と答えました。実際は「楽しかったかどうか」わからないのです。「気持ちいい、幸せ」が表現できてる様な気がする。
観光地というか、自分の行きたい所に旅行できたのは、何年ぶりかわからない。行きたい所への旅行なのに楽しかったどうかわからないなんて、私って変。やっぱり、一人旅というのは笑うってことがないからですかね〜
旅は、一人より親しい人を行った方がいいとは思うの。
私は家族もいないし、誰かを誘うのが怖いから、一人で笑う事もないけど、イライラすることもなくのんびり行くのが私には合ってるのかなと思う
ひとそれぞれでしょうか。
