朝の通勤電車が、駅間で止まって怖くて、心臓がバクバクする。
私は、2020年7月から家の片付けをしてきて、片付け関係の人の、YouTubeや本を読んでいる。
共通しているのは、「効率性を求めない」だ。
テレ東に出演していた安東英子さんは、「下着を脱衣所に置くのは良くない。皆さん、便利だからと言うけど、あり得ない。自分の下着を自分の部屋から持ってくるのがなぜ面倒なのか?」
この時、私はドキっとした。私も、時短できると下着は脱衣所に仕舞っていたからだ。素直な私は、脱衣所から、自分の箪笥にしまうようにした。
断捨離のやましたひでこさんも、ご自宅紹介の時に、TVのリモコンをテレビの後ろに置いていた。その時、ひでこさんは、「私は効率性を考えた事がない」とおっしゃた。
私は思わず、口に出してその言葉を繰り返した。
「効率性を考えた事がない」
この時、片付け初めて3年も経っていたが、驚いた。効率性しか考えた事なかった。
会社では、効率性を求められる。家では、「効率性」という言葉は使わず「時短」だが、いかに早く済ませるかが重要だ。早く寝たい。
「効率性を求めない」への衝撃に止めを刺したのは、ペンキ画家のショーゲンさんの、タンザニアのブンジュ村の村長さんが日本人に伝えてくれと言った話だ。
「効率性を人生に求めたらいかん。効率性の究極は、生まれてすぐに死ぬことはないか。」
参った。本当だ。
人生は無駄の連続なんじゃないか。
時間の余裕が、心の余裕だと思っていたが、そうでもないらしい。
電車は動き始めたが、車内は激混みです。
こうなると、急病人の対応や、ドア点検で、また電車が止まる。
あ、怖かった。
次が降りる駅なのでこの辺で失礼します。